惟神
日枝神社について
庄内には多くの日枝神社が鎮座しています。
酒田の上日枝神社、下日枝神社、鶴岡にも上日枝神社、下日枝神社があるなど、「山形県神社誌」に掲載された数を見ても16社を数えます。
多くの場合、大山咋神、大己貴神を御祭神とし、お猿さまが神使いである点が共通する他、「神輿渡り(渡御行事)」や山車行列が行われます。天台宗が全国に広がる過程で、長く山王権現という神仏混交の姿のもと、日吉社から全国に勧請・創建されました。日吉神社、日枝神社、又は山王神社という社名の神社は、日本全国に約3,800社あるとされます。
全国的な信仰を集めた理由は何でしょうか?
平安時代には天台宗が朝廷の尊崇を得て大きな力をもち、蝦夷征討と移民政策に伴い神社が創建されました。中世以降は近江商人・日吉神人の活動が山王信仰の伝搬を導いたとされます。一方で、山の神である大山咋神に対する信仰は、古事記以前古墳時代からと伝えられます。大山咋神のご神体は矢先につける「鳴鏑」であり、妃となる鴨玉依姫神との交わりとする伝説があります。大神伝説とならんで、古代人の信仰に根差したものだからでしょうか。

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