由緒・御祭神
由緒

大同元年、近江国坂本の日吉大社から分祀遷座したと聞え、山王宮と称した。以来1220年の間、袖ノ浦の地にあって、出羽国建国、船運の要衝、漁業の振興を担ってきた住民達の信仰と支配者達の庇護を受け社殿が守られてきた。中世末期に最上川北岸に移転し発展した酒田市の発祥の地である。伝統行事の獅子舞は全国でも珍しい横舞いであり、子供大黒舞や神占行事など独自の芸能を伝えている。

御祭神

大山咋神 :古事記に「日枝山に坐す、また葛野の松尾に坐す鳴鏑神ともいう」とみえる。比叡山の守護神である日吉大社、京都嵐山松尾大社ののご祭神である。山城の賀茂神とも考えられている。
大己貴神 :国津神の主宰神である大国主神は、葦原色許男神、八千矛神、宇都志国玉神、大物主神という別名をもっている。出雲大社の主祭神である他、日吉大社では西本宮主祭神であり、東本宮の大山咋神の後に祀られた国家鎮護の神である。
市寸島比売命 :天照大御神と須左之男命との誓約によって生まれた宗像三女神の一柱として辺津宮に祀られいる。神霊を斎き祀る島の神であり、安芸国の厳島神社の名前のもととなった神でもある。水の神、航海安全・運輸交通の神である。
木花咲夜比売命 :葦原中津国に降臨した瓊瓊杵尊の妻であり、神武天皇の祖父となる火遠理命の母であって、浅間大神(富士の権現)の主祭神である。安産・子宝の神様として知られている。

